アルバイトの存在

バイトだから、正社員だから。
私は、仕事にこんな言い訳が通用しないことを、初めてのアルバイトから痛いほど学んだ。

指導についた正社員の兄さんが、容赦なく厳しい人だった。
今の“ゆとり”の産物と言われる世代では、1日で辞めてしまうかもしれない。

まぁ、あの人は私の性格を知っていてあういう指導の仕方をしたのだろうけど…。
最大の記憶は、レジ下で土下座をさせられたことだ。
今思えば、よく反発しなかったな、と思う。

でも、最近になって、仕事ができる大前提があれば、バイトだからという言い訳は時と場合によってはこちらの有利に使える言葉だということを身につけた。

例えば、残業。
正社員はきちんと残業手当が付くが、アルバイトはタイムカードを押した後の残業はただ働きだ。

そんな慈善事業みたいなことができるわけがないので、私は残業なしで帰宅しようが文句を言われないように、就業時間内に全ての業務を終わらせている。
バイトなので、帰ります、と言い放って帰る時の気持ち良さは最高だ。

そもそも日本の教育システムは、会社に飼われるための養成機関に成り下がっている。
とりわけ大学の教育は先が暗すぎる。

ビジネスの世界を知らない教授が、毎年同じ講義を自分勝手にやっているようでは、社会人が育つわけがないのである。
まあ、働きアリを養成してくれるという観点では、低賃金労働者の確保は容易くなるが。

しかし、今の時代にマッチする人材を養えない大学は、必然的に淘汰されるものだ。
国立大学への税金投資は、ムダ使いであるということに、そろそろ国民は気づかなければならない。

研究したければ、自力でビジネスを起こして資金を獲得すればいいのだ、教授らは。

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