プラスティックの末路

地元の駅前で新しいマンションの建設が始まる所だったが、小さな遺跡のようなものが発掘されてしまい、建設作業がストップしている。
国による調査が終わらないと建設を進めてはいけないそうで、業者にとっては正直大迷惑である。

この駅は地下鉄だが、開業前の三十年ほど前、しょっちゅう陶磁器などが発掘されたそうだ。
調査されて貴重なものは、博物館に貯蔵されている。

このように、昔々の生活で当たり前に使っていた陶磁器類が、時を経て発掘されると、そのときの生活様式を垣間見ることができるので貴重なものとされる。

現代はプラスティック製品も多いが、これからあと十世紀ほど経ったころ発掘されたらどのように思われるのだろうか。
土に還ることもなく永久的に形をとどめるであろうプラスティックを見て、未来の私たちの末裔たちは何を思うのであろうか。

あまり技術が変わっていないためにスルーされるのか、昔のプラスティックは今より丈夫だと研究の対象になるのか。
それを見ることができないのだが、安価に大量生産されるものたちの末路がなんとなく気になってしまった。

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